自分のWindowsのバージョンを確認する方法【簡単】
パソコンを使っていると、今自分がどのWindowsを使っているのか知りたくなることがあります。新しいソフトウェアをインストールするときや、ゲームの動作要件を確認するとき、あるいはトラブルシューティングの際に、Windowsのバージョン情報は欠かせません。この記事では、Windowsのバージョンを確認するための簡単な方法をいくつか紹介します。初心者の方でも迷わずに実践できるよう、手順を詳しく説明します。Windows 10とWindows 11の両方に対応した方法を中心に、コマンドを使った方法や設定画面からの確認方法まで網羅しています。自分のパソコンがどのエディションで、どのビルド番号なのかを把握することで、より快適にWindowsを活用できるようになります。
winverコマンドを使った確認方法
最も手軽で確実な方法の一つが、winverコマンドを利用する方法です。このコマンドは、Windowsのバージョン情報を専用のダイアログボックスで表示してくれます。まず、キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押します。これで「ファイル名を指定して実行」という小さなウィンドウが開きます。その中の入力欄に「winver」と入力し、OKボタンをクリックします。すると、「Windowsのバージョン情報」というタイトルのウィンドウが表示され、そこにオペレーティングシステムのバージョンやビルド番号が記載されています。例えば、「Windows 10 Pro バージョン22H2 ビルド19045.3803」といった具合に表示されます。この方法は、どのWindowsバージョンでも共通して使えるため、非常に便利です。Microsoftの公式サポートページでも推奨されている方法で、信頼性が高いです。詳細はMicrosoft Supportのガイドを参照してください。

設定アプリからの確認方法
設定アプリを使う方法も、直感的でわかりやすいです。スタートメニューを開き、歯車のアイコンをクリックして設定を起動します。次に、「システム」を選択し、左側のメニューから「詳細情報」または「バージョン情報」をクリックします。Windows 11の場合は、「システム」の下に「バージョン情報」が直接表示されます。この画面の「Windowsの仕様」というセクションに、エディション、バージョン、インストール日、OSビルドなどの情報が一覧で表示されます。エディションは「Windows 11 Home」や「Windows 10 Pro」など、購入した製品の種類を示します。バージョンは「22H2」のような数字で、機能更新プログラムのリリース時期を表します。OSビルドはより詳細なビルド番号で、特定の更新プログラムの適用状況を確認するのに役立ちます。この方法は、グラフィカルなインターフェースで情報を確認できるため、初心者にもおすすめです。Microsoft Learnの公式ドキュメントでも、この方法が詳しく解説されています。Microsoft Learnのページでさらに学ぶことができます。
システム情報ツールを使った確認方法
システム情報ツールは、より詳細なシステム構成情報を確認したい場合に便利です。スタートメニューの検索ボックスに「システム情報」と入力するか、ファイル名を指定して実行で「msinfo32」と入力して起動します。このツールは、ハードウェアリソース、コンポーネント、ソフトウェア環境など、多岐にわたる情報を提供します。Windowsのバージョン情報は、「システムの概要」を選択した状態で右側のペインに表示されます。「OS名」の項目にWindowsのエディションとバージョンが、「バージョン」の項目にビルド番号が、「システムの種類」に64ビットか32ビットかの情報が表示されます。このツールは、特にシステム管理者や上級ユーザーがトラブルシューティングを行う際に重宝します。また、システム情報をテキストファイルとしてエクスポートすることもできるため、サポートに問い合わせる際に便利です。

コマンドプロンプトを使った確認方法
コマンドラインに慣れている方には、コマンドプロンプトを使った方法が効率的です。スタートメニューを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。開いた黒い画面に、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
systeminfo | findstr /B /C:"OS Name" /B /C:"OS Version"

このコマンドを実行すると、OS名とOSバージョンだけが抽出されて表示されます。例えば、「OS Name: Microsoft Windows 11 Pro」や「OS Version: 10.0.22621 N/A Build 22621」といった出力が得られます。この方法は、複数のコンピュータを管理する際にスクリプトに組み込むことも可能で、非常に実用的です。また、systeminfoコマンド単体で実行すると、より多くのシステム情報が表示されますが、findstrでフィルタリングすることで必要な情報だけを素早く取得できます。
「PC」のプロパティから確認する方法
デスクトップに「PC」アイコンがある場合、それを右クリックして「プロパティ」を選択する方法もあります。または、エクスプローラーを開き、左側のナビゲーションペインから「PC」を右クリックして「プロパティ」を選びます。これにより、「システム」というコントロールパネルの画面が開きます。ここには、Windowsのエディション、システムの種類(64ビットまたは32ビット)、プロセッサや実装メモリ(RAM)などの基本情報が表示されます。Windowsのバージョン情報は「Windowsのエディション」のセクションに表示され、例えば「Windows 10 Home」のように記載されています。ただし、この画面ではビルド番号や詳細なバージョン番号は表示されないため、より詳細な情報が必要な場合は、先に紹介したwinverコマンドや設定アプリを使うとよいでしょう。

各確認方法の比較表
以下の表は、これまで紹介した確認方法を比較したものです。自分の用途やスキルレベルに合わせて最適な方法を選んでください。
| 方法 | 表示される情報 | 難易度 | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|
| winverコマンド | バージョン、ビルド番号 | 簡単 | 素早く確認したいとき |
| 設定アプリ | エディション、バージョン、ビルド、インストール日 | 簡単 | 初心者向け、詳細情報を確認したいとき |
| システム情報ツール | OS名、バージョン、システムの種類、その他詳細 | 中程度 | トラブルシューティングやシステム管理 |
| コマンドプロンプト | OS名、OSバージョン | やや難しい | スクリプトやリモート管理 |
| PCのプロパティ | エディション、システムの種類 | 簡単 | 基本情報のみ確認したいとき |
確認すべき主な情報のリスト
Windowsのバージョンを確認する際に、特に注目すべき情報をリストにまとめました。これらの情報を把握しておくと、ソフトウェアの互換性やアップデートの管理がスムーズになります。

- エディション:Windows 10 Home、Windows 11 Proなど、製品の種類を示します。機能の制限やライセンスの種類に関わります。
- バージョン:21H2、22H2などの数字で、機能更新プログラムのリリースを表します。新しい機能が利用できるかどうかの目安になります。
- OSビルド:より詳細なビルド番号で、累積的な更新プログラムの適用状況を確認するのに役立ちます。サポートに問い合わせる際に必要になることがあります。
- システムの種類:64ビットオペレーティングシステムか32ビットかを示します。ソフトウェアのインストール時に互換性を確認するために重要です。
- インストール日:Windowsがインストールされた日付です。システムの状態を把握する参考になります。
バージョン確認の重要性
なぜWindowsのバージョンを確認する必要があるのでしょうか。その理由はいくつかあります。まず、新しいアプリケーションやゲームをインストールする際、動作要件として特定のWindowsバージョン以上が求められることがよくあります。例えば、Windows 11専用の機能を利用するアプリや、DirectX 12 Ultimateを必要とするゲームなどです。また、セキュリティ更新プログラムのサポート状況を確認するためにも、バージョン情報は重要です。Windows 10は2025年10月にサポート終了が予定されており、それ以降はセキュリティ更新が提供されなくなります。自分のWindowsがどのバージョンかを知ることで、アップグレードの計画を立てることができます。さらに、トラブルシューティングの際に、バージョンやビルド番号をサポート担当者に伝えることで、問題解決が迅速になります。このように、バージョン確認は日常的なPC管理の基本と言えるでしょう。
Windows 10とWindows 11の違い
Windows 10とWindows 11では、バージョン確認の方法自体に大きな違いはありませんが、表示される情報やインターフェースに若干の違いがあります。Windows 11では、設定アプリのデザインが刷新され、「バージョン情報」の画面がよりシンプルで見やすくなっています。また、Windows 11ではシステム要件が厳しくなり、TPM 2.0やセキュアブートが必須となったため、バージョン確認と同時にこれらの機能が有効かどうかを確認することも重要です。一方、Windows 10では、コントロールパネルからの確認方法も引き続き利用できます。どちらのOSでも、winverコマンドは同じように動作するため、最も互換性の高い方法と言えます。自分のOSがWindows 10なのかWindows 11なのかをまず確認し、その上で適切な方法を選ぶとよいでしょう。
よくある質問とトラブルシューティング
バージョン確認に関するよくある質問をいくつか紹介します。まず、「winverコマンドを実行しても何も表示されない」という場合、コマンドの入力ミスやシステムファイルの破損が考えられます。その場合は、ファイル名を指定して実行で「winver」と正しく入力し直すか、システムファイルチェッカー(sfc /scannow)を実行してみてください。次に、「設定アプリのバージョン情報に何も表示されない」という場合は、Windowsの更新プログラムが正常にインストールされていない可能性があります。Windows Updateを実行して最新の状態にしてください。また、「コマンドプロンプトでsysteminfoがエラーになる」場合は、管理者権限で実行しているか確認しましょう。これらのトラブルは、多くの場合簡単な対処で解決します。それでも問題が続く場合は、Microsoftの公式サポートフォーラムを参照することをおすすめします。
まとめ
この記事では、自分のWindowsのバージョンを確認するための5つの方法を詳しく解説しました。winverコマンド、設定アプリ、システム情報ツール、コマンドプロンプト、PCのプロパティのいずれの方法も、それぞれに利点があります。初心者の方には設定アプリやwinverコマンドが簡単でおすすめです。上級者の方やシステム管理者には、コマンドプロンプトやシステム情報ツールがより詳細な情報を提供します。どの方法を選ぶにしても、定期的にバージョンを確認し、最新の状態を保つことが重要です。Windowsのバージョン情報を把握することで、より安全で快適なPCライフを送ることができるでしょう。
参考文献
この記事の作成にあたり、以下の情報源を参考にしました。Microsoft Supportの「How to find your Windows version」では、winverコマンドや設定アプリを使った基本的な確認方法が解説されています。Microsoft Learnの「Which version of Windows am I running?」では、コマンドラインやシステム情報ツールを使った詳細な方法が紹介されています。また、Techtudoの記事「Como saber qual Windows estou usando」では、実践的な手順がわかりやすくまとめられています。これらの情報源は、いずれも信頼性が高く、最新のWindowsバージョンに対応しています。必要に応じて、これらのページを直接参照することをおすすめします。





